日々ろぐ

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家を建てた

家を建てた日記です。

少し前の資料ですが、H29年度の国交省の調査報告では家を建てる年代で一番多いのは30代なんだとか。
僕も例に漏れず30代半ばに差し掛かって家を建てました。
ほぼチラ裏の日記みたいなもんですが、同じ境遇の人もいると思うので、どんな感じなのかなーとか参考にしてもらえると嬉しいです。

(参考)
平成29年度住宅市場動向調査報告書

家族構成

息子(もうすぐ3歳)
猫様

動機

庭が欲しいとか猫様犬様をのびのび飼いたいとか、理由はいろいろありました。
個人的に一番の理由は、子供が育っていっても帰ってこれる家をつくりたいということです。
自分にとっての実家がそうであるように、子供にとってのホームという意味合いの場所にしたかったというところでしょうか。
ここら辺は生まれ育った環境など人によって大きく変わるところだと思います。

ちなみに、僕も妻も田舎の一軒家で生まれ育った&家業が建築に関するものだったので、家を買う=一軒家を建てるというイメージも強かったのかもしれません。

建てるまでの日々

細部は覚えてないですが、土地探しから丸2年かかりました。

  • 2017/11:スーモカウンターでおしゃべり&土地探しスタート
  • 2017/11~2018/11:土地を求めてうろうろ
  • 2018/12~2019/03:HMと毎週末打ち合わせ
  • 2019/04:家着工
  • 2019/05:外構打ち合わせ開始
  • 2019/07:家Deploy
  • 2019/10:引っ越し
  • 2019/11:外構工事終了(予定)

正直、時間かかりすぎだと思うの。

土地探し

土地、マジでないです。
もちろん希望条件や価格によって大きく変わってくるところですが、ここが一番難航しました。
(じゃないと丸1年もかかってない)

夏ごろに「いいかも?」と思って契約直前まで行った土地がありましたが、親族会議()により却下された時はちょっと心が折れそうになり。
半年以上かけて決まりかけたところから振りだしに戻ったので、正直ダメージ大でした。
そこから暫く休憩をして、なんだかんだ再開して今の土地に巡り合えたので、結果的には却下されて良かったのかなと思ってます。
「土地にもご縁があるので、縁がある土地は契約できるし、契約できなかった土地は縁がなかったってことです」的な話をどこかのHMの人が言ってたんで、多分そんなもんだろうなーと。

場所はいわゆる郊外なので、通勤時間は少し増えました。
それでも、市街地から少し離れたのどかな場所で、近所にいくつか公園もあり、ハザードマップからも外れてます。
日常生活の買い物にも困らないし、幼稚園や小学校なども近く、子育て環境としても良い場所でした。
現地に行ってすぐ決まったあたり、これも縁というやつですかね。

土地の探し方としては、
・ふれんず
・Suumo
・HOME'S
・地場工務店の土地情報(未公開物件情報)
・HMの土地情報
をフルに活用しました。
新着情報が来るたびにワクワクしてメールを開き、中身を吟味して肩を落とす、なんてルーチンも今ではいい思い出です。

HM(ハウスメーカー)について

6社くらい話を聞いたり提案してもらったりしました。
メーカーによって売りも全然違うし、担当者との合う合わないもあるので、色々足を運んだのは正解だったかなと。
やはり残念ながら「うーん・・」という提案を推し進めたり、こちらの話を聞かないような方もいるので、そこは...ね。

HMはかなりの数があるので、ある程度絞り込みをするのにスーモカウンターが活躍しました。
(逆に言うとそれくらいしか活躍しなかったですが。。)
HMの価格帯をざっくり教えてもらえるので、それを元に大枠絞り込めます。
安いところは数百万から、高いところは青天井だし、ここは自分たちの要望・予算と相談するところですね。
いざHMに足を運んで価格帯を聞いてびっくりするなんて無駄足を踏まないためにも、価格帯を抑えておくのは大切かなと思います。

その後、展示場などに出向いて直接話を聞いて進めていきます。
やり方や力を入れてるところ、サービスなど全然違うので、色んなメーカーの話を平行して聞くのも面白かったです。

お金

具体的な金額はさすがに出さないですが、結構します。(当たり前ですが)
建物代や土地代はもちろん何千万単位でかかりますが、その他の諸経費で300-400万くらい平気で飛んでいきました。
家を建てるってことで大きな金額に目を奪われがちですが、経費や手数料などの諸々で数万~数十万が積み重なって結構な額になるので、支出の管理はホントに大事です。
最終的には、うちの場合は土地込みで割と相場通りの金額になったんじゃないかなと思ってます。

気をつけなきゃいけないのは、支出の大部分はローンで賄う前提ですが、支出のタイミングによっては懐に寒波が来ることがあります。
頭金はもちろんですが、印紙代とか事務手数料とか地鎮祭とか引っ越し代とかetc...
ここら辺、正直なところ僕は失敗したなーと反省してます。

ただ、ローン実施のタイミングで金利が大きく下がってくれたことは僥倖でした。
ここらへんは日ごろの行いが良かったんですねたぶん。

引っ越し

家の引渡しが終わるとローンの引き落としが始まるので、外構工事が終わってない状態でしたが引っ越しました。
ローンと家賃の二重払いはさすがに厳しいです。

引っ越し作業に関して言うと、子供がいる状態での引っ越しは本当に大変です。
大人なら無くても我慢できるもの(いつもの食器や本、おもちゃなど)も、子供にそれを強いるのは気がのらなかったので、引っ越し直前はかなりバタつきました。
僕は直前にバタバタするのがすごく嫌いなので、準備したいけどできない状態にはやきもきしましたが、そこは割り切って。

結果的には、引っ越し前後でも息子に「いつもの安心感(?)」を提供できたと思っているので、頑張って良かったかなと思ってます。

あと、引っ越してから近隣への挨拶回りはちゃんと行きました。
近隣の方、いい人ばかりで恵まれてるよホント。
世帯年齢が比較的近い家庭が多く、子供も多いので、息子含めみんなで仲良く遊んでくれると嬉しいなーと夢見てます。

その他の思い出とか

なんとなく記憶に残ってるコメントとか状況とか

  • 「ウチで建てるって決めたら問い合わせに来てください」と言われたり
  • 四方を民家に囲まれた旗竿の土地のおすすめ文句が「日当たりいいですよ」
  • チャイルドシート?ないですけど大丈夫でしょう」(もちろんお断り)
  • 100棟単位で分譲住宅を売りまくる西鉄やタ〇ホームの資金力
  • 新居ポストに颯爽と投げ込まれる「家売りませんか?」のチラシ
  • 鉄筋コンクリ物件がのってる土地を更地にしようして1000万弱かかる見積もり
  • etc...

まとめ

かなり端折って書きましたが、振り返ってみると家づくりって大変で、よくやったなーって思ってます。
まだ荷解きや外構も完全に終わってはないですが、毎日いい感じに暮らせてます。

末筆ですが、今回家を建てるにあたって、よく目にしたものがあったんでちょっとばかし。。
賃貸がいいとか持ち家がいいとか、マンションがいいとか一軒家がいいとか、この手の話で何かにつけて比較し優劣をつけようとする記事やお話があります。
正直、そういうのは自分たちがどうしたいかで決めちゃえばいいんです。
だって自分が住む家なんだし。
自分たちが満足する居住空間を、自分たちで考えて、それに沿って選択すればいいだけの話っす。
たまたま僕の選択が今回みたいに家を建てたってだけの話なわけで。

そんな感じで、誰かの何かの参考になればいいかなーというところで、今日はこのへんで。

あと、新築祝いとかいつでもウェルカムですので、そこんとこよろしくお願いしますv

ほしいものりすと